hexe:
残骸は、最初のうちは超新星爆発で作られた大量の放射性核種が出す光に照らされて明るく輝く。時間が経つと、光の元である放射性核種のほとんどは安定した核種へと変化してしまうので、暗くなってしまう。しかし、1987Aは最近になって再び明るくなり始めていることがわかった。
これは明かりを生み出す元が変化したことを表している。通常、超新星残骸は超新星爆発による衝撃波と周りを取り巻く残骸が衝突することで主にX線の波長域で輝いていると考えられており、1987AもX線で明るくなっている様子が確認されている。
大マゼラン雲の1987Aは最近400年に発生した超新星爆発の中では地球から最も近いものであり、このような超新星爆発から超新星残骸への移行を調べる上では格好のターゲットとなっている。超新星爆発は宇宙で発生するイベントの中では珍しく、人間の人生ほどの時間で大きな変化を見せると考えられるので、1987Aもまだ誰も見たことのない超新星爆発後の現象を見せてくれるだろうと期待されている。
Posted on Monday June 20th
